(―――っ………!)
思わず男性から背けた目が、女性と合ってしまう。
无言で、微笑みを浮かべる女性。
今、一人の男性を絶顶に至らしめたとは思えない、穏やかな女神の様な微笑。
それを见て、思わず背筋がぞくりと震えた。
慌てて辺りを见渡すと、最高裁判事も、有名俳优も、一流企业の会长も、警视総监も、大手新闻社の编集长も、野党のホープも、この世を动かす権力や権威を持ったVIPたちがよがり声を上げ、アヘ顔を晒し、口々に株の买い増しを约束しては精を搾り取られていた。
それは、まさに阿鼻叫唤の地狱絵図。
地狱の鬼たちに绞り尽される、哀れな咎人のようだった。
「―――どうかされましたか?穂村様」
声のした方を见れば、若宫さんが微笑みながらこちらを见つめている。
あの、女神のような微笑を。
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「わ、若宫さん、これは………」
「これは?」
若宫さんがたゆんっと胸を动かす。
その谷间に捉えられた肉棒の先端から、我慢汁が溢れ出す。
こんな状况にも関わらず―――いや。
こんな状况だからこそ、僕のそこは、これまでの人生で経験した事のないほど硬く勃起していた。
「我々コンシェルジュの役目は、お客様が快适にお寛ぎいただくのをお手伝いさせていただく事ですので。お望みとあれば、どのような事でもさせていただきますよ?」
若宫さんが口にした台词は、先ほども耳にしたものだった。
「望みとあれば………」
このプールで行われている痴态も、すべては客が望んだことだと若宫さんは言いたいのだろう。
そして、僕が望みさえすれば、この目を剥き、泡を吹いて気絶している国会议员のように、身を破灭させるような悦楽を味わえるのだ、と。
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その引き换えは、ヴェイン?グループの安定株主になる事。
多くの株を买い増し、配当金を求めないという事。
恐らくは、株主総会で议案に反対票を投じる事すら许されないのではないだろうか。
谁が、どの议案で、どのような票を投じたのかなど普通であればわかるはずがない。
しかし、もはやヴェイン?グループならば何でもありなのだろう。
若宫さんが、ひくひくと震える肉棒の先端にキスをし、そのまま裏筋に舌を这わせていく。
「穂村様が源一郎様から相続された土地をもし売却されるのでしたら、弊社のグループ会社をご绍介する事もできます?」
ずぶずぶと肉棒が口中に饮み込まれ、吸われる。
気の远くなるような快楽に、一気に射精感が込み上げてくるが、若宫さんはすぐに肉棒を吐き出し、射精に至らぬように加减しながら舌を这わせ、キスをまぶしていく。
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