6度目、7度目ともなれば、もはや命を削り取られているにも等しい。
それがわかっているというのに、数日も间が空くと、その肌が恋しくて溜まらなくなる。
その声を闻き、その香りを嗅ぎ、その肌に触れ、その蜜壶を贯くこと以外、何も考えられなくなる。
殿の―――晴久なんぞの宠爱を受けていると知った时には、嫉妬の炎に焼け死ぬのではないかとさえ思った。
だが、女―――角都は、晴久の宠爱を受けるようになった后も、自分の前に度々姿を现した。
暗い情念を刺激され、獣のように交わる。
だが、いつも、简単に主导権を夺われ、最后は精も根も尽き果てるまで犯し尽されることになる。
「し、死ぬっ、死んでしまうっ……ひぃぃっ?」
「私はやるべきことは彻底してやる主义なのです。贵方と违って」
「た、頼まれたことはやった……やったじゃないかっ……くひぃっ?」
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反论の言叶は、乳首を捻られるだけで喘ぎ声に変えられてしまう。
男でも乳首で感じてしまうなど、今まで全く考えたこともなかった。
角都が出云へやってきてすぐ、城中で声を挂けられた。
そのまま手を引かれて纳戸部屋に连れ込まれ、求められるままに抱いた。
京の女とはこれほどまでに性に奔放なのかと惊いたが、するすると着物を脱いでいく様には息を饮んだ。
そして、露わになった裸身の美しさ、妖艶さに目を夺われた。
例え、白眼の座头だったとて、このような美女に求められて、断る理由など见つかる筈もない。
角都が赍す快楽は、これまでに経験した事もないもので、ずぶずぶと泥沼に沈んでいくように、その快楽に溺れてしまった。
関係は1年以上も続き、もはや角都から离れられる気がしない。
「不十分なのですよ、あれでは」
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両乳首を强くひねられる。
同时に、一物の先端に何かが吸い付き、吸い上げられる。
「ああああああっ??」
絶望と苦痛、それを涂り溃して余りある快楽に顔を歪めながら、8度目の精を注ぐ。
「贵方様は新宫党次期党首。尼子氏の今があるのもすべては新宫党のおかげ。なのに、いつまで晴久殿に远虑する必要があります?」
「だ、だからぁっ、は、晴久の家臣をっ、ぐ、愚弄して、ちょ、挑発してる、んあぁっ?…じ、じゃないか……」
全身を袭う快楽のせいで、舌さえうまく回ってくれない。
「まどろっこしい」
何も见えていないはずの白眼。
その苛立たしげな声が耳朶を打つ度、背筋がぞくりとする。
その冷たい眼差しに贯かれる度、恍惚としてしまう。
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