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日文7877(9)


守卫に抵抗したような形迹は无い。
むしろ、防犯カメラに映っていたのは、守卫は宝石売り场で犯人らしいパーカーのフードを目深に被った人物に遭遇。
その后、犯人と一言二言话したあと、なんと自ら犯人に连れられトイレの个室に入っているのだ。
その后、トイレから出た犯人は宝石を悠々と强夺し逃走。
守卫の死に方も异様で、まるで身体の水気が一気になくなって、干からびたような生気のない姿で発见された。
生前の逞しい姿は见る影もない。外伤はなく、死因も特定ができなかった。
「こんな连続强盗杀人事件がもう三日连続で起きてる???宝石の大胆な强夺、犯人を発见した守卫の无抵抗、そして怪死???」
石井は歯ぎしりした。

「お疲れ様でーす、特殊犯罪対策课の花村瞬でーす」
若い男の、軽い挨拶が闻こえる。
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「???お前か」
石井は明らかに不快な顔をした。
特殊犯罪対策3课、数年前までは何人も人がいたようだったが、半年前くらいに人が一気に抜けて今はこの花村ただ1人くらいしか把握していない。
それに石井にはこの特殊犯罪対策3课というのが、全くもって得体がしれない。何をやってるのか全くわからなかった。
「まあ、确かに守卫の死因が特定出来ていないこの状况、特殊といえば特殊だが???」
石井は花村に话すというより、独り言のように呟いた。
「そーですよ、石井さん!俺も役に立たせてくださいよ!仲良くしましょう!」
花村はニッと笑う。
「犯人は三日连続宝石强盗を行ってる。同一犯が宝石目当てに连続强盗杀人をしていると见て间违いない」
花村の軽口を无视するように、石井は事件の话をした。
「しかも、犯行の行动範囲も狭い。狙われてるのはこの最寄り駅近辺の宝石店や百货店の宝石売り场だ」 nwxs10.cc
石井が淡々と説明していると、
花村はあっさりと言った。

「明日のターゲット、多分向かいの百货店ですよ」

「本当に来るのかよ???」
部下の坂田、小野を连れて石井は指定された百货店の宝石売り场で张り込みをしていた。
「まあ、花村はムカつくけど一理あると思いますよ。三日连続で大胆な犯行、それでいて行动範囲が狭い、特定させる気満々ですよ相手は」
坂田は静かな声で言った。
「俺たちを挑発する目的もあるって訳か???犯人の野郎ふざけやがって!」
武闘派の小野が息巻く。
犯人がどんな手を使うかわからないが、判断力のある坂田と、武道の达人の小野がいれば大丈夫だろう。
石井は固唾を饮んで见守っていた。
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