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日文868(86)










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「......古文92点、现文95点......これで最后かな? 合计で10点差。うんうん、惜しかったねー。次はも~っと勉强しないとね?」

あれから一週间。テストの结果は、当たり前のように俺の负けだった。「惜しかった」と言う割に、彼女の声はひどく嬉しげで。にんまりと目を细めていて。

「ああ、でも......? 勉强するのとふとももするの、君はどっちが大事なんだっけ? 君が大事だと思う方を、选ぼうね......?」

笹岭さんが、ふとももをぽんぽんと叩いて。肌色の官能に目が吸い寄せられて。头の中は、ずっとそのことでいっぱいで。それで、もう、俺は。

今日もまた、そこに。大好きな彼女のふとももの间に、顔を滑り込ませた。



看守


「ふー。终わったあ」 nwxs9.cc


谁もいない事务室の木椅子で大きく伸びをする。


右手に伸びる影も僕の动きに合わせてぐいっと大きくなる。影は部屋で唯一の光源である卓上ランプの炎が揺らめくのにあわせて微かに揺れている。


退勤时间を大幅に遅らせて书いた浑身の报告书を上长の机に放り投げ、帰り支度をする。


本当なら数时间前の交代时间でさっさと帰ることができたはずなのに……。


「ったく、なんで俺が锭前の修缮手配なんてやらなきゃいけねえんだよ……」


たまたま目に入った通用口の锭前が破损していた。みつけた手前ほっておくわけにもいかず先辈看守に报告し、返ってきた言叶は「みつけたなら键屋の手配よろしく」だけだった。


马鹿正直に报告した结果として锭前屋を手配し、修理させ、そして今までこの件についての报告书を书いていたのだ。 nwxs9.cc


「もう次からは见て见ぬ振りしてやろっと」


そんな悪态をつきながらランプの灯りを消し、事务室を出る。


廊下は天井近い高さに掲げられた松明で照らされているが人の気配はない。


もうまもなく日付が変わる时间。この时间はこの监狱には地下に広がる牢狱の囚人と看守、それから通用口の守卫、敷地内の别栋で待机する警备兵たちしかいない。


(というか今思えば键の手配も守卫がやっとけばよかっただろ…!)


やはりあの先辈の判断には纳得いかない。


どうもあの先辈は最近おかしい。


日中の职务中はどこか上の空で、その割にやたら地下牢の夜勤に名乗りをあげている。


推测でしかないがあのラウラとかいう盗贼団の亲玉に见惚れてしまっているのだろうか。
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