その度、背中に爪が食い込む。
引っ掻き伤が増えるほど、深い陶酔感に包まれていく。
痛みさえもが、快楽に昇华する。
何度も何度も精を放つ。
离れようにも、硬く巻き付く四肢を引き剥がす事も出来ず。
腰を引こうにも、络みつく襞に奥へ奥へと引きずり込まれて。
幸福感と爱しさが込み上げてくる。
「佐仓井さん、絶対に生きて、3人でこの岛を出よう。佐仓井さんの事も絶対、俺が守るから………??」
「うん、ありがとう?」
微笑む佐仓井さんと唇を重ね、更に何度も何度も精を放つ。
ふと気づいた顷には、外から射し込む光はもはや月光ではなく、明るい阳の光になっていた。
(朝………か………)
精も根も尽きて、何故か体も痺れてきた。
その时、けたたましく军舰マーチが鸣り响いた。
「っ………」
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それで、渐く现実を思い出した。
何故か自由に动かない手を何とか伸ばして、携帯端末を开いて通知を确认する。
【キル情报】
死亡者:石狩爱菜
「えっ………」
その名を见て、头が真っ白になった。
慌てて爱菜の下に向かおうとしたが、未だに佐仓井さんの四肢が络みついたままで、动けない。
「さ、佐仓井さんっ、放してっ………爱菜が!」
「だぁめ?」
焦る僕に対し、まだ事态に気づいていないのか、佐仓井さんはさらに一层、巻き付ける四肢の力を强くする。
その拍子に、まだ彼女の中にあるペニスに襞が络みついてくる。
「うっ………こんなことしてる场合じゃ………爱菜っ、爱菜っ!起きろっ!爱菜っ!」
悬命に声をかけるが、爱菜はぴくりとも动かない。
そこで、ふと、今更ながらの疑问が浮かんできた。
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(眠っていたはずの爱菜がどうして………いや、谁に………)
嫌な予感が急速に膨れ上がっていく。
その答えは、目の前の携帯端末に表示されていた。
杀害者:佐仓井君华
杀害方法:毒杀
佐仓井君华のKP:2→3
残りプレイヤー:28名→27名
「っっ……さ、佐仓井さんが………」
そこにあったのは、予想通りの、最も目にしたくない名前だった。
「そだよ」
动揺に震える俺に対し、佐仓井さんは至って平静。
「ど、毒杀って……じゃあ、あの薬が……?そんな…す、睡眠薬だって………」
「ふふ。ぜーんぶ、ウ?ソ?斎藤くんや镝木くんを杀したのと同じ痺れ薬でしたー?」
「そ、そんな………う、嘘………」
「そう。贵方を好きって话もウソ。あと、うちの両亲を强盗が杀したってのもウソ。本当は私とお父さんが関係を持っちゃって。それに怒ったお母さんがお父さんを刺して自分も死んだだけ?」
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