それを拾う様子もなく、今度はぐらり、と体が揺れて、そのままごろんと向こうを向いて転がってしまう。
それでもしばらく息を杀して観察していると、
「眠ったみたいね」
いつの间に近づいてきたのか、すぐ后ろで佐仓井さんの声がした。
「そう………みたい」
俺も身を起こす。
「これでやっと………二人きりだね?」
「そ、そうだな」
俺と佐仓井さんは数秒见つめ合ってから、引力に引き寄せられるように唇を重ね合う。
舌を络め、唾液を交换しながら、佐仓井さんが体重をかけてきて、広げた毛布の上に押し倒される。
佐仓井さんのキスは唇から顔全体に及び、そこからさらに首筋、锁骨を経由して胸へと降り注ぐ。
后ろ手に手锭を挂けられているにも関わらず、口、舌、唇を器用に使ってワイシャツのボタンを外していく。
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俺も佐仓井さんの制服を脱がしにかかる。
露になり、月光に照らされる佐仓井さんの裸身は芸术作品の如く美しかった。
「绮丽だ………」
「ありがと?」
思ったままを口にすると、佐仓井さんははにかんだ笑みを浮かべ、乳首にちろちろと舌を这わせた后、器用にジッパーを咥えて下ろし、ギンギンに勃起したペニスを取り出す。
「挿れていい?」
闻かれるまでもなかった。
俺は佐仓井さんの下着をずらして、下から挿入する。
狭い、と感じたのも束の间、既に十分濡れていた佐仓井さんの秘所にぬぷんっとペニスが饮み込まれていく。
「あぁんっ?太くて热いっ?」
佐仓井さんが仰け反り、豊かな乳房がぶるんと跃动した。
(あれ、処女じゃない………?)
これまでの初心な反応からすっかり処女だと思い込んでいたが、何の抵抗も感じなかった事で、微かな疑念を感じた。
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だが、それも束の间の事で、
「くっ?こ、これっ、凄いっ………??」
ペニスに无数の襞が络みつき、奥へ奥へと诱われていく快感に疑念は溶けて消えていった。
「はぁっ、はぁっ………」
一番奥にたどり着いた时には、もう既に俺は限界间近だった。
先程、三度射精していなければ、きっと挿入しただけで果てていただろう。
「はふっ?前田くんのおちんちんで、お腹パンパン?」
蕩け切った表情で、佐仓井さんが幸せそうに微笑む。
爱菜とは比べるまでもない。
まさに、极上の名器だった。
「どう、前田くん。私の中、ちゃんと気持ちいい?」
「あぁっ?す、凄く、気持ちいいよ、佐仓井さんっ?お、俺っ、俺っ!」
「うん、突いて?一杯动いて?无茶苦茶にして?」
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