ぬるぬるとした快感に浊り行く思考の中で、佐仓井さんの「いろいろ」と言う言叶だけが明了に响いた。
「そう………実は、私まだ前田くんに一つ隠してることがあるの」
舌が棹を滑り降り、睾丸を舌先に乗せて転がせる。
「んんっ?」
その快感が、俺のなけなしの理性をごりごりと削っていく。
「か、隠してる事って………」
「私の荷物の中に、フォークがあったでしょ?」
「あ、あった、けど………??」
「あれ、普通のフォークじゃないの。中に睡眠薬が仕込まれてるの」
「すい、みんやく………んひっ??」
裏筋を舐め上げられ、亀头にキスを涂される。
「そう。だから、それを使って石狩さんにはゆっくり眠ってもらうの。そうすれば………」
ずぶずぶとペニスが再び口内に饮み込まれ、激しく吸い上げられる。
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爱菜が朝まで眠ってくれれば。
佐仓井さんと、ナニをしようが、気付かれないのであれば。
じゅるるるるっ???
「あひぃぃぃぃっ……???」
どびゅんっ??びゅくんっ?びゅくんっ?びゅるるるるっ??びゅくびゅくっ??どびゅるるるるっ??
激しい吸引によって三度目の精を搾り取られながら、最后の理性も吸い尽くされていった。
「爱菜、そろそろ交代の时间だぞ」
「ん……ふわぁ。おはよ」
「おはよ」
「久々によく眠れたわ。やっぱり、屋根があるだけでも全然违うね」
「だな」
爱菜はふわぁと伸びをしてから、きょろきょろと室内を见渡す。
その视线が止まった先には、毛布に包まり、眠っている佐仓井さんの姿。
「変わった事はなかった?」
「何も。爱菜が寝た后すぐに佐仓井さんも眠って、そのまま。ずっとこの小屋で一人でいたんだろうから、心细かったんだろうな。ぐっすり眠ってるよ」
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そう言いながら、俺はコップに水で溶ける粉末スープを入れ、佐仓井さんから借りた睡眠薬入りのフォークでよく掻き混ぜる。
「ほら、これ。眠気覚ましのスープ」
「ありがと……」
「じゃあ、俺も寝るかな。さすがに眠すぎる……见张りよろしくな」
「りょーかーい」
爱菜がスープに口をつけるのを确认してから、毛布に包まって横になる。
勿论、実际に眠ったりはしない。
今、こうしている间も、この后への期待からペニスは勃起したままで、じんじんと切なく震えているのだ。
(早く、早く……早く寝てくれ……)
逸る鼓动を抑えながら、薄目を开けて、爱菜の様子を観察する。
スープを饮み切った爱菜はコップを持ったままじっとしていたが、やがて、その手からコップが落ちて床に転がった。
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